2010年6月21日月曜日
モルトテイスティング会
昨日はBAR・Diversionで行われたテイスティング会に参加した。世界最大のウイスキー愛好家組織「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー ソサエティ」のオフィシャルイベント。ソサエティのボトルは、メンバー以外は入手不可能で、ボトリングに至るまではエディ ンバラ本部にて、ウイスキー識者で構成されるテイスティン グパネルを何度も潜り抜けなければ認定されない、希少なシングルカスクであり、カスクストレングス(樽出し原酒・加水処理なし)によるボトリングとのことである。この日は約15人が参加していました。40種類以上のモルトが並べられ、みての通り非常に壮観です。カスクストレングスですので、ほとんどが50〜60度と強烈であるが、それでも午後3時から5時までの2時間で9種類を味わうことができた。なかでも気に入ったのがグレンファークラスの42年もの。サッチャー元首相が愛好していたとのこのお酒、甘い香りがいつまでも口の中に残っている感じだった。
2010年6月16日水曜日
2010年6月13日日曜日
EPA講演会
JELISという日本発の臨床スタディがある。高脂血症薬であるスタチンにEPA(エパデール)を上乗せした際の、心血管イベントの発症抑制効果をみた研究である。特に二次予防において著明な効果が得られた。そこで注目されたのがEPA/AA比である。不飽和脂肪酸のなかには、動脈硬化の進展抑制に働くn-3系のEPA、DHAと一方動脈硬化進展に働くアラキドン酸(AA:n-6系)があるが、以前より日本人は欧米より心筋梗塞が少ないが、その根拠にこの比が欧米人より有意に高いことが指摘されている。魚の摂取がEPAの増加につながり、脂質の構成比を改善しているということである。今研究においてEPA投与でこの比が0.6から1.2に上昇していた。ちなみに欧米人の値は0.1である。最近の調査では日本人の若者のEPA/AA比は年々低下して、欧米人と変わらないレベルになっているというから大変である。先祖から受け継いだ魚の食文化をもう一度見直し、動脈硬化予防の健康戦略として大いに発展させたいものである。
2010年6月9日水曜日
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